肺血栓塞栓症を予防する薬剤があります。


最近、肺血栓塞栓症を予防する薬剤が開発され、臨床の現場で使用されている。


合成Xa阻害剤であるフォンダパリヌクスナトリウム(アリクストラ)[グラクソスミスクライン株式会社]だ。

肺血栓塞栓症の原因となる深部静脈血栓症の発生を有意に低下させている。

具体的なデータによると深部静脈血栓症は、一般外科手術患者の10−40%、股関節、膝関節形成術、股関節骨折手術では40−60%に発生すると報告されている。

フォンダパリヌクスナトリウムの使用により股関節、膝関節の術後、下肢静脈血栓の発生は7−21%にまで抑制すことができた。

致死的な肺血栓塞栓症を予防できる薬剤のおかげで安全に術後管理、リハビリができるようになってきた。

下肢の深部静脈血栓症を予防しよう


致死的な肺血栓塞栓症から身を守るには、下肢の深部静脈血栓症を予防することしかありません。

予防には、理学療法と薬物療法があります。

理学療法は下肢の血流のうっ滞を改善します。早期に下肢を動かして歩行を進めることです。足関節を自分で背屈底屈して運動することだけでも予防効果があります。

弾性ストッキングは表在静脈を圧迫することで深部の静脈の血流を増やし血栓の形成を防ぎます。

機械を利用して深部の血栓を予防する間欠的空気圧迫法には、下腿部を圧迫するタイプ(カーフポンプタイプ)と足底部圧迫するタイプ(フットポンプタイプ)があります。

いずれのタイプでも機械的に圧迫するのですでに深部静脈に血栓が形成されている場合には、血栓を遊離させて肺血栓塞栓症を引き起こすこともあります。

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。